一重さんや奥二重さんの悩みは、クッキリした二重ラインと大きな瞳が欲しいことかもしれません。日々二重ラインを作る為に、アイプチやアイテープなどの二重アイテムを使用したり、アイメイクの研究に励んでいる方もいると思います。今回は、身近で手頃なアイテムを使用してクッキリ二重にする方法にはどんなものがあるか?お家で出来る二重術について解説します。
目次
二重ラインをゲットする方法
二重ラインは、上まぶたが折り重なりシワが出来ている状態です。このシワの線が二重ラインになっています。シワはクセがついて元に戻らない現象です。このまぶたの重なりを人為的にクセつけするのが二重術の方法です。
二重術①自力でクセつけ永続的二重ライン?
スプーンやマッサージなどでクセつけして二重ラインを作る方法がネットなどで紹介されています。確かにスプーンはどこの家庭にもありますし、やり方も温めたスプーンと冷やしたスプーンを用意してその2つのスプーンを交互にマッサージをするだけです。血行を促し、余分な脂肪を少なくしようという考えに基づいたやり方です。
そしてマッサージの後にはスプーンの緩やかなカーブを利用して、二重ラインの後を付ける。これを根気よく毎日繰り返すだけです。しかしこの方法で上手くクセ付けして二重ラインにするのは難しいようです。シワは皮膚の老化現象ですので加齢に伴い出来ていきます。奥二重の方が高齢者になると、中にはクッキリした二重ラインになる方も稀にいます。なので若い方には偶然の産物に近い二重術と思われます。
二重術②アイプチなどの二重アイテム使用
一番ポピュラーな方法であるアイプチ(二重のりの商品名)は数十年前から存在する二重ラインをつくるマストアイテムです。中には「ソックスタッチ」(ハイソックスがズレ落ちないようにする為に使うのり)で代用している方もいます。この他に、アイテープやファイバーなどが現在の二重ブームをけん引しています。いずれも100円ショップで購入可能な事から、学生など若い世代にも幅広く浸透した方法です。
二重術③美容クリニックで二重整形
日本のクリニックでの二重整形は、実は100年前から行われている安全性の高い二重術です。メスを使った切開法とメスを使わない切らない二重整形の埋没法の二つに分かれます。一重まぶたの人が人口の7割を占める日本では二重整形術の技術的な進歩もめざましく、技術も最先端にあると言えます。
目ザイクで二重ラインを作る!二重アイテムの種類
二重ラインといったら、二重まぶたが自分で作れる、アイテープやファイバーなどの二重アイテムです。二重アイテムの種類と特徴、注意点を解説します。
○アイプチ&二重のり
二重ラインを作る目ザイクの中では、一番古くからあるアイテムがアイプチ(二重のり)です。以前は、かぶれたり、二重ラインを作っても、直ぐ取れてしまうのが残念な点でしたが、現在の二重のりは、塗るアイテープと言われるように、二重ラインをしっかりキープしてくれます。
又、アイプチにも「まぶたを接着するタイプ」と「皮膜を作るタイプ」があります。
接着タイプはその名の通り、まぶたをくっつけて二重を作る昔からある物です。現在は材料にゴム原料を使用して弾力性をもたせた二重のりもあり、以前のようにがっちり張り付いて取れにくいのはいいんだけど、まぶたが閉じず、ドライアイになったり、アイプチしてるのがバレやすい!という心配がなくなりました。厚い一重まぶたの方に向いている商品です。
「皮膜を作るタイプ」は、塗った部分に膜が出来、その膜でまぶたを持ち上げています。アイプチでありながらまぶたをくっつけない!なのでバレづらいという最大のメリットがあります。この商品はまぶたが薄く二重ラインの跡がつきやすい人向けです。使い方は二重になる部分に塗るだけなのですが、ピンポイントで塗らなければ上手く二重にならない事があります。又、寝る前に塗って二重ラインを形状記憶するタイプ等もあり、アイプチ&二重のりも美容整形技術と同じで、日々進化している事がわかります。
値段も種類もピンキリで、100円ショップでも購入可能なアイプチ。商品によって、塗った部分がテカテカになり、化粧が浮いてバレやすい物や、白くなってしまう物もあります。自分のメイクとの相性や、扱い易さを考えて選びましょう。メイクの方法次第でほとんどバレずに使用する事が出来ます。ちなみにアイプチは多くの商品にゴム原料が使用されています。ゴムに対してアレルギーを持っている人は成分に「ゴムラテックス」という表記がない物を選びましょう。
○二重用アイテープ
目ザイクブームを造ったと言っても過言ではないのがアイテープです。貼るだけで簡単に二重ラインが出来てしまう優れものです。日によって二重ラインが変動してしまう奥二重さんにもおすすめのアイテムで、現在は種類も豊富にあり美容クリニック監修の幅広平行二重専用の二重テープや、ねこ目用やタレ目用のアイテープもあります。アイテープは主に「両面粘着タイプ」「片面粘着タイプ」の2種類が有り、まぶたがあつい一重の方は「両面粘着タイプ」がオススメです。まぶたを押し上げた状態で両面テープがくっつくのでしっかり二重ラインをキープしてくれます。両面タイプは外からもバレにくい優れものですが、アイプチ同様に、強力な固定力がゆえに目が乾燥するという事があるようです。まぶたが薄い人には「片面粘着タイプ」がオススメです。粘着が片面なので、まぶたが引っ張られているような感覚はなく使い心地は自然で違和感がありません。瞬きをすると粘着のない部分が見えてしまう事があるので、アイメイクなどを重ねると良いでしょう。アイテープは朝のアイメイクの手間を省いてくれる便利アイテムです。自分にあったタイプを探し、使い慣れると、手放せなくなる人も多いようです。
○二重用ファイバー
二重ラインの幅を大きく平行二重にしたい時に、おすすめなのがファイバーです。両端を引っ張ると伸びて、それをまぶたに食い込ませて使用します。慣れるまではコツが要り、使い始めのうちは左右差が出てしまったり、上手く理想の二重ラインにならない事もありますが慣れてしまえば強力に二重ラインをキープしてくれ、何より目立ちにくいのが大きなメリットです。医療現場でも使われている素材で作られており目元のデリケートなお肌にも優しく安心です。しかし、幅広の二重ラインを長時間キープしたくて、まぶたにキツクくい込ませ過ぎると、違和感が出たり、眼球に圧がかかり目元のトラブルに繋がる可能性もあります。
○絆創膏(バンソウコウ)
こちらの記事で以前紹介しましたが、メザイクのなかでは、切ったり張ったりコツと手間が一番かかるのが絆創膏です。しかし、家にあるもので目ザイクが出来てしまうコストパフォーマンスに優れたアイテムでもあります。たとえば就寝時も絆創膏を貼って二重ラインを維持したまま寝ればクセがついて、永続的に二重ラインが出来る可能性がある。と言う話があります。実際のところ、根気よく続ける事で、絆創膏を貼り続けた刺激が影響し、まぶたに二重様のシワが形成される事があるのは事実です。しかし、いくら医療用とはいっても皮膚へのリスクがゼロではありません。皮膚トラブルが起きる可能性も十分に考えられます。まぶたに違和感が出たり眠れない場合は、使用を中止し、他の方法を試してみましょう。
クリニックにおける二重術 の種類
二重整形は100年前から行われている安全性の高い手術です。また、二重整形は日本を中心に発達した技術だということをご存知ですか?欧米人は二重まぶたで鼻が高い方が大半です。この為、二重整形と鼻を高くする隆鼻術は、100年以上も前から日本を中心に発展してきました。目鼻立ちのハッキリした顔に憧れを抱く日本人の想いが、二重整形術・隆鼻術を進歩させたと言っても過言ではないでしょう。
クリニックの二重術!埋没法
埋没法は、切らない二重整形といわれるように、医療用の糸を上まぶたの中に残す事でまぶたが折り重なる仕組みを利用して二重ラインを作ります。約100年前に逆さまつ毛の治療を応用して生まれました。万が一、仕上がりが気に入らない場合でも、抜糸する事で簡単に元にもどせるのがメリットです。現在のクリニックにおける二重術の主流になっています。
クリニックの二重術!切開法
切開法は、埋没法が誕生する前から行なわれていました。この術式は埋没法と異なりメスを使用しまぶたを切開します。切開部分が二重ラインになるので縫合して組織を癒着させる事で二重まぶたを作ります。切開して縫合するので手術後に抜糸が必要になります。昭和期にはこれが二重術のメインとなり同時にまぶたの脂肪吸引や筋肉の切除も出来るので、確実に希望する二重ラインに近づきます。しかし、術後の腫れや痛みといったダウンタイムがある事と、埋没法とは違い一度施術を受けると、簡単には元に戻す事が出来ないのがデメリットです。
目ザイク&二重術の方法(まとめ)
お気に入りのアイテムを使って毎朝二重ラインを造っている、一重さんや奥二重の方も多いはずです。しかし、一重さんでまぶたが厚い方などは、二重ラインがキープ出来なかったり、目元のトラブルに繋がってしまう場合もあります。クリニックの二重術である埋没法なら10分前後で施術が完了し、料金も両目1万~3万円です。個人差は有りますが、数万円の出費で、今後の人生において朝の貴重な時間を有効に使える様になるだけでなく、旅行先やプールに温泉など、どこかに行く場合に、もう「アイプチが取れちゃう」「朝、どこでアイプチしようか」「一緒に寝てる間に取れたらどうしよう」という心配をしなくて済むのです。どうでしょうか?そう考えると得られるものは大きいですよね。これを機