格安1万円以下の費用の埋没法で大丈夫?二重整形の料金相場とリスクについて

本ページはプロモーションが含まれています。

1万円

最近は、クリニックで二重まぶたを作る美容整形が両目でも1万円以下で受ける事が出来るのをご存知ですか?いくらプチ整形といっても1万円以下じゃ激安過ぎて不安!?と思う女性もいるかもしれませんね。そこで今回は、二重埋没法の料金相場について解説します。

両目1万円以下の埋没法はクイック法1点留め

二重整形の埋没法が流行り出した20年前は、クイック法と呼ばれている“まぶたの中の瞼板という組織に糸を1、2点留める術式”が主流でした。料金も両目で10万円前後するのが通常だった時代です。では現在1万円以下で出来る埋没法とは、どのような施術なのでしょうか?

プチ整形&脱毛ブームで二重施術もプライスダウン

今世紀、2000年代に入り医療レーザー脱毛やプチ整形ブームで小学生から高齢と呼ばれる方まで男女問わず美容外科や美容皮膚科といったクリニックに足を運ぶようになりました。これによりニーズが高まった分、供給者であるクリニックも増加しています。その結果美容医療サービスは大半が自由診療の為クリニック間で価格競争が起こるようになったのです。例えば脱毛料金を見れば分かるように、料金は20年前に比べると1/5~1/10前後にプライスダウンしています。

前述しましたが二重埋没法の場合、20年前はまぶたの中の瞼板という組織に糸を1箇所留めるクイック法(現在はプチ整形と呼ばれ1万円前後になっている)でも10万円前後の施術料金でした。もちろん、糸を通す組織や留める箇所はクリニックによって異なるため、詳細な料金の違いはあります。中には二重埋没法の料金も1/10にプライスダウンしているクリニックもありました。美容整形業界の価格競争は二重整形術においても例外ではないのです。

両目1万円以下の埋没法!クイック法1点留め

両目1万円以下の二重埋没法は、まぶたの中に医療用の糸を通し、一箇所を留める術式・クイック法です。施術時間も両目10分前後で完了します!これがクイック法の由来です。以前は、まぶたの中の瞼板という組織のみに糸を通す「瞼板法」が多く取り入れられていました。瞼板法は手術時間も短く、術後の腫れも少ない傾向があります。短時間のうちに安価で行える事から瞼板法の1、2点留めを「クイック法」と呼んでいました。しかし、現在は瞼板とまぶたの上部にある挙筋という筋肉にも糸を通す「ミックス法」が考案されています。ミックス法で行なった1点留めでも「クイック法」として両目1万円以下で行っているクリニックもあるのです。

1万円~10万円前後の埋没法!料金の違いは?

美容外科・美容皮膚科のホームページをよく見ると、埋没法というメニューには数種類の料金設定がある事と思います。1点留めクイック法の場合でもクリニックによっては両目1万円以下から5万円前後と施術料金に大きな幅があります。これは何故でしょうか?ここではクリニックよって違う埋没法の料金について解説します。

埋没法は糸を留める点数(糸を留める数)によって料金と持続期間に差が出る

二重埋没法は、医療用の糸を留める箇所(1カ所=1点)の数によって、主に1点留めから4点留めまであります。4点留め以上は、多く留めても二重をキープする効果は変わらないようです。稀に独自に開発した方法として4点以上の留め方を推奨しているクリニックもあります。一般的には糸を留める点数が多い程、手術時間が必要になり、まぶたの負担も増える事から術後の腫れが長引く傾向があり、施術料金も上がります。上記で紹介したクイック法1点留めの料金が安価なの理由の1つはこの為です。複雑で細かい技術が必要になればなる程、その分、時間や料金が必要になるのです。しかし例え「自分は何よりコスト重視」と考え希望したとしても埋没法の1点留めが、どんな方にも適用できるとは限りません。

もともと二重の方が二重幅を広く取りたい場合や、蒙古ヒダがある一重の方、普段からまぶたが厚くアイプチやファイバーで二重を造ってもすぐ取れてしまう方は、クイック法1点留めでは、二重ラインの持続期間が短くなったり、糸が取れてしまうリスクが高まります。埋没法のクイック法1点留めは安価で、誰でも受けられるイメージですが、二重ラインを作ることが困難な方もいるのです。

クイック法の1点留めを希望していても、医師の判断に従い2~3点留めで行う事が必要な場合もあります。担当医の診断・アドバイスから、自分のまぶたに適した方法で二重まぶたを造る事が二重ラインをキープするポイントになります。

クイック法の料金の目安は下記の通りです。

  • 両目1点留め1万円前後
  • 両目2点留め3万~5万円前後
  • 両目3、4点留め5万~10万円前後

 

埋没法は保証によって料金が変動

埋没法の保証とは、術後に二重ラインの幅が気に入らず、糸をかけ直して二重幅を変更したり、やってみたはいいけど二重まぶた自体が気に入らない時(糸を取って抜糸する)など再施術を無料で行えるのが埋没法の保証内容になります。保証内容はクリニックよって異なり、また保証期間や術式もクリニックよって違います。仕上がった二重まぶたが気に入らなくて、糸を外す(抜糸)事になった場合、再施術は1年間無料というクリニックが多いようです。

しかし、糸をかけ直す再施術には、一度抜糸が必要です。埋没法の抜糸はどんな術式で施術したのか?にもよりますが、最初の手術より時間と手間がかかり、クリニックには負担の大きい保証です。この為、手術料金に保証が含まれている場合は、保証内容が充実し保証期間が長い程、手術料金が高額になります。クイック法1点留めでも両目の施術料金が5万円以上するクリニックでは、保証が手術料金に含まれている場合が多いです。

クイック法(埋没法)の二重ラインの持続期間は3年~5年と言われています。考え方によりますが、高額な施術料金やオプション料金を払ってまで、3年以上の保証をつける必要性は薄いかもしれません。

20万~30万前後の埋没法は二重ラインの持続期間が永続的!?

埋没法でも、クリニックによっては20万~30万円前後の手術料金を設定しているクリニックもあります。この高額な埋没法とはどんな二重術なのでしょうか?

20万~30万円の埋没法方は二重持続期間が長いスペシャル埋没法

多くのクリニックで5万円以下のクイック法から20万円以上するスペシャルな埋没法が施術メニューにあるようです。この手術料金の違いは、二重ラインをキープする期間が10年以上の永続的であったり、何年でも何回でも再手術が可能という内容の保証が充実しているからです。

このような埋没法は、使用する医療用の糸や針のグレードが違い、糸を通す組織や糸を留める箇所もそのクリニック独自の方法を採用して、永続的に二重ラインがキープできるように工夫されています。糸や針も特注のオリジナル品を用いているクリニックも少なくありません。

二重術の料金相場は?(まとめ)

埋没法は3年~5年の二重持続期間と万が一気に入らなければ抜糸してすぐ元の戻せるのがメリットです。まずは5万円以下のプチ整形と言われている埋没法を体験し、よく検討した上で高額な埋没法や切開法にステップアップするのがベストかもしれません。いずれにせよ、施術料金だけに拘らず、カウンセリングでの医師のアドバイスを良く聞き、理想の二重ラインを手に入れましょう。

筆者紹介大手エステチェーン2社にて店舗開発の責任者として200店舗以上の出店業務を担当、日本でレーザー脱毛が普及し始めた90年代後半には、美容外科クリニック開設業務にも携わる。美容業界専門行政書士・AJESTHE美肌エキスパート(日本エステティック協会)