アイメイクが目元の老化の原因になる?美容のプロに聞いた

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アイメイクが原因で 目元が老化する というのは本当?

瞳を大きく見せる為にアイメイクを工夫したり、二重まぶたを造るためにアイプチやファイバーなどを使用している方も多いはずです。そのアイメイクや二重アイテムが目元の老化に繋がっているかもしれません。今回は、アイメイクや二重アイテムが老化に繋がるか?検証します。

目元の老化現象の種類

視力低下が目の老化現象ということはみなさんご存知の筈です。この他に女性が気にするヴィジュアル的な目元の老化現象には、シワ、シミ、たるみ、クマなどがあります。

目元のシワ

目の皺目元には眼球をドーナツ状に囲んだ筋肉である眼輪筋と、まぶたを上げ下げする瞼挙筋があります。眼輪筋は表情を造る筋肉です。表情ジワといわれるシワは、子供でも出来るシワで目尻のシワも眼輪筋による表情ジワです。目尻のシワはカラスの足跡と言われるように、笑って表情が元に戻っても、高齢者は目尻のシワは残ったままです。この表情ジワが老化により元に戻らなくなるのが目尻のシワであるカラスの足跡です。

目元のシミ

シミの原因の大半が、紫外線の影響とお肌への摩擦です。目元のシミも同様で目は視覚を確保する為に、紫外線を浴びやすい部位です。シミは老人性色素班といわれるように、紫外線を浴びた量の蓄積がシミに繋がります。目元のシミも例外ではありません。また、洗顔やアイメイク、目元をこするクセのある方もいて、目元は摩擦を受けやすいのです。これが目元のシミに繋がります。

目元のたるみ

筋肉は老化により減少します。またお肌のハリはコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸といったお肌の中の美肌成分によりハリが保たれています。しかし、長年重力に逆らって筋肉と美肌成分によりハリを保っていた目元も寄る年波には勝てず、筋肉と美肌成分の減少で目元もたるんでしまいます。若い時はチャームポイントだった涙袋も、高齢になるとたるんで目袋と言われてしまいます。

目元のクマ

目元の青クマは寝不足や疲れ目で、目元の毛細血管が血行不良起こしている状態で、年齢に関係なく現れます。しかし、黒クマと茶クマは老化に関連しています。黒クマは目元が弛んで黒い影が出来て目の下が黒く見える状態です。目元の老化が黒クマの原因の大半です。茶クマはクスミや小さいシミや集まって茶クマを作っています。シミやクスミの原因の多くが老化が絡んでおり、目元の茶クマも例外ではありません。

アイメイクは目元老化に繋がる?

一重さんや奥二重の方は、アイプチやファイバーなどの二重アイテムを使用している方も多いはずです。また、瞳を大きく見せるデカ目効果を狙って、アイメイクに特に気合いを入れている女子もいるかもしれませんね。アイメイクが老化に繋がっていたらどうしますか?

クレンジングが目元を老化させる?

アイメイクする方はクレンジングが不可欠です。特にウォータープルーフのマスカラなどを使用した場合、専用のリムーバーやオイルクレンジングでなければ落ちません。クレンジングは大なり小なり摩擦を生みます。コットンを使用すれば当然お肌への摩擦は避けられません。専用リムーバーのように薬剤の力で簡単に落ちるクレンジング剤は、それだけお肌に負担がかかっております。アイメイクはクレンジングにより目元の老化に繋がる訳です。

アイラインは目元トラブルの 元凶?

アイメイクデカ目効果を狙って、まぶたの境目の粘膜にアイライナーでインサイドラインを入れる方もいるはずです。アイライナーは皮膚や目元に安全な成分を使っている筈ですが?まぶた境界の粘膜の目尻側には涙腺の排出管があって、涙を出して目を乾燥から守っています。

また、目頭には涙を排出する涙点という組織もあって、涙を排出して涙が溢れないように調節しています。インサイドラインはこれらの組織を塞いでしまう可能性もあり、乾燥によるドライアイや涙目になってしまう方もいます。目元の乾燥は老化に繋がるリスクもあります。

二重アイテムがシワとシミを造る?

一重さんや奥二重の方は、二重まぶたを造る為に、アイプチやアイテープ、ファイバーなどの二重アイテムを使用している方もいるはずです。目元はデリケートな部分なので、アイプチやアイテープでかぶれてしまう方もいるようです。かぶれるのに二重にしたくてアイテープを使い続けると、目元のターンオーバーが乱れてシミの原因になる可能性もあります。

また、ファイバーで二重ラインを作っている方も要注意です!実は天然の二重ライン自体がシワなのです。ファイバーで色々な二重幅を作っていると、まぶたに複数のシワが出来てしまう可能性もあります。

ポイント二重まぶたやデカ目効果を得る為に、二重アイテムやアイメイクにコストを掛けている女性も多い筈です。二重アイテムで1年のランニングコストは1万円弱、アイメイクとクレンジングで2~3万円、マツゲエクステなどを加えたら1年間で5万円以上の方も少なくない筈です。この大きな瞳と二重まぶたの疑似効果に5万円以上かけて目元の老化に繋がっていたらショックですね。現在は、美容クリニックの切らない二重術と言われる埋没法なら両目1~3万円でリアル二重が手に入ります。

目元のアンチエイジング対策は?

目元のアンチエイジングの為に、高級美容液を使って目元マッサージをしている方もいるはずです。しかし、出来てしまったシミやシワは化粧品のセルフケアでは殆ど消えません。

二重アイテムの使用やアイメイクは程々に

二重アイテムやアイメイクが目元の老化に繋がる可能性があるのは上で説明しました。クレンジングや専用リムーバーの使用を避けるには、アイメイクは程々にするか?ぬるま湯でも簡単に落ちるオーガニックコスメのアイメイクアイテムの使用がベストです。

また、デカ目効果や二重まぶたを造る為にコストを掛けている方は、ランニングコストを計算してみると、二重埋没法など美容クリニックでプチ整形の方が安いかもしれません?

目元の老化防止は瞑想&顔ヨガ

ヨガPCやスマホ、コンタクト使用など、現在は目と目元を酷使している方が多いようです。また、目元のシワやシミは出来てしまうと、化粧品でのセルフケアは困難です。さらに、目元はデリケートなので、自己流マッサージでは逆効果を与えてしまう可能性もあります。いずれにせよ、目元の老化は予防が肝心です。

目を休ませて目元の眼輪筋を鍛えるには、リラックス効果が得られる瞑想と顔ヨガがおすすめです。瞑想は上の写真のようにあぐらをかいて、3分間目を閉じるだけでOKです。顔ヨガは顔の表情筋を使った簡単な顔の筋トレのようなものです。顔ヨガに興味のある方は、ネットや書籍を参考にしてください。

アイメイクが目元を老化?(まとめ)

アイメイクはやはり老化に繋がるようです。目元はデリケートな部分なので、ケミカルなクレンジング剤の使用や自己流マッサージは控えた方が無難かもしれません。目元のシミやシワは出来てしまったらセルフケアで改善は困難です。二重アイテムやアイメイクは程々にしておきましょう。

筆者紹介大手エステチェーン2社にて店舗開発の責任者として200店舗以上の出店業務を担当、日本でレーザー脱毛が普及し始めた90年代後半には、美容外科クリニック開設業務にも携わる。美容業界専門行政書士・AJESTHE美肌エキスパート(日本エステティック協会)