「二重になりたい!」という想いを叶える事が出来る美容整形術は大きく分けて二つあります。埋没法と切開法です。たった二通りの方法しかないの?と思われるかもしれませんが、それぞれの詳細な術式は数多く存在しています。
例えば埋没法という術式に対しても「クイック法」や「取れにくい埋没法」といったようにクリニックによって名称が違い、術式の種類も様々なのです。もちろん保証内容と保証期間も例外ではありません。そこで、今回は二重整形術の保証内容について確認事項のポイントを紹介していきます。
目次
要確認!クリニックごとに違う「二重整形(埋没法)の保証内容と期間」
前述の通り二重整形術には切開法と埋没法があります。さらに埋没法といってもクリニックによって術式や名称が違うのです。もちろん保証内容や保証期間もクリニックごとに異なり保証料に関しても手術料金という項目に含まれている場合もあれば、保証は別料金のオプション扱いといているクリニックもあるのです。
埋没法の保証内容とは?
では、どんな時のために保証内容を確認しておく事が大切なのでしょうか?又、術後に考えられるトラブルとは具体的にどんな事があるのでしょうか。あなたはイメージする事が出来ますか?そもそも二重になるための美容整形術である埋没法とは、医療用の糸をまぶたの中に残す事で二重ラインをキープするという二重術です。
考えられる術後のトラブルとして、何かの拍子にこの糸が外れてしまい、二重ラインが無くなってしまうという事があります。また、二重ラインの幅がイメージと違い、糸のかけ直しをしたり、「やっぱり一重まぶたに戻りたい!」と、抜糸を希望される方もいます。こんな時無料や特別料金で糸のかけ直しをしたり、糸を取る再施術を受ける事が出来るのは埋没法の保証があり、保証期間内である事が大前提となるのです。
ここがポイント!埋没法の保証期間
埋没法の中でもクイック法は施術によって作った二重ラインをキープ出来る期間が3年~5年といわれています。まぶたの厚い一重の方などは、二重ラインをキープ出来る期間が短くなる事や、クイック法や埋没法では二重整形自体が難しい場合もあるのす。
この様に「埋没法」と一言にいっても個々によって状況は違い、必要な施術内容も異なります。多くの患者さんに対し「理想の二重まぶた」を叶えるため、二重整形で行なわれる術式も一つではありません。
術式によって保証期間や内容も異なります。手術料金が両目で5万円以下の埋没法(クイック法)の場合、保証期間は1年~3年の場合が多く、永続的に二重ラインをキープできる埋没法の場合、手術料金は両目で20万~30万円とし、5年~10年以上の保証期間を設けているクリニックもあります。
二重埋没法の保証・「糸が取れた!」以外の場合はどうなる?!
埋没法の術後に起こりうるトラブルとして多いのが、何かの原因で糸が外れてしまい、二重ラインがなくなってしまうことです。このような場合は保証期間内であれば糸をかけ直す再施術が可能です。あまり耳にした事がないかもしれませんが、この「糸が外れた」という状況以外にも保証が重要になる場合があるのです。
想定外!「糸が外れた」以外の時・必要となる保証内容
二重整形の手術後にあり得そうなトラブルを考えた時、多くの人は「糸が取れて元に戻っちゃった」「想像していた二重と違う」等の事をイメージする事でしょう。実際には多様なケースがあり、例えば「二重ライン自体はあるものの、薄くなった」「クッキリ二重が奥二重になった」というケースもあります。
これらの場合にも保証期間内であれば糸のかけ直しに対応しているクリニックがありますし「やっぱり一重まぶたに戻して欲しい」と希望される方に対応した保証を用意しているクリニックも存在するのです。埋没法では1年以内に限り抜糸は無料保証というクリニックは多くみられます。
また、「二重幅が気に入ら無い」「左右の二重幅や瞳の大きさが違う」「二重ラインが気に入らない」といった場合には、再施術を保証内容に取り入れているクリニックもあります。しかし、前述の通り、保障内容と保証期間はクリニックによって三者三様であるため施術を受ける前には必ず「保証内容」と「保証期間」を自分の目でしっかり確認し、内容に納得した上で手術に臨む事が重要です。
人によって持続期間が違う?埋没法の二重を長くキープするコツ
埋没法を検討している方の中には、「どれくらい二重を維持できるのか?」と持続期間を心配している人も多いかもしれません。実は埋没法の持続期間は一概にどれくらいと言うことが難しく、医師の技術や患者さんのまぶたの条件、また手術後の過ごし方が大きく関わってきます。手術後、少しでも綺麗な状態で長時間効果が続くよう努力が必要です。
【3日は安静に。】
ダウンタイムが短い埋没法はすぐに日常生活への復帰が可能ではありますが、できる限り手術後3日間は安静に過ごすようにしましょう。「安静」といっても家で寝ていなければならないというわけではなく、汗をかく運動や入浴・お酒・たばこを控え、手術部位へ刺激がいかないよう気をつけなければなりません。また術後48時間はまぶたを冷やし、それ以降はあたためることでダウンタイムの腫れやあざを早く解消することができます。
【刺激を与えない】
手術を受けると手術部位が気になり、頻繁に鏡を見たり触ってしまう方がいますが、できる限りまぶたを触らないようにしましょう。まぶたを擦ると皮膚の内側で結んだ糸が解けてしまうので絶対に禁止です。
その為アイメイクも手術後1週間は控え、メイクを落とすときは必要以上に刺激を与えないように気をつけましょう。
【つけまつげ】
つけまつげもアイメイクと同様、手術後1週間〜付けることができますが、つけ外しの際にまぶたをひっぱり刺激を与えてしまう為、できる限り使用しないのが望ましいです。特につけまつげは接着剤やまつげの毛自体がまぶたの皮膚に刺激を与え肌トラブルの原因になり、二重のラインに影響を与える恐れがあるため使用時には慎重になりましょう。
【むくみ解消サプリ】
プチ整形の埋没法であっても手術後は、あざや腫れができることがあります。早く日常に戻る為に、むくみ解消のサプリや食品を積極的に摂取することをお勧めします。むくみ解消にはカリウムが代表的で、食べ物ではかぼちゃやアボガド、バナナ、わかめ等に豊富に含まれています。
また埋没糸は手術後のむくみが長く続くと緩みやすく、解けてしまうことがあるので、むくみ解消と同様に予防にも意識しましょう。塩辛い食べ物や辛い食べ物、お酒はまぶたのむくみに直結するので手術後は控えるのもまた一つの方法です。
持続期間が平均3~5年と言われる二重埋没法ですが、手術後の生活に少し気を付けることで元に戻るリスクを減らし、効果を長続きさせることができます。
二重埋没法の保証内容について・チェックポイントはここ!
二重埋没法の保証内容は無料・特別料金で糸のかけ直しや抜糸等の再施術が受けられる事です。もちろん、保証期間内である事は前提となりますが、これらの内容を理解し、納得した上で施術を受ける事は理想の「二重」を叶えるために必要不可欠な事柄です。「保証内容」という言葉の響きから「難しそうだな」と感じる方もいると思いますが、事前におさえておきたい重要チェックポイントは多くありません。下記の3つのみです。
1.保証期間と手術料金の関係
上記で紹介したように手術後1年以内なら「糸をとって元に戻す」抜糸は無料保証というクリニックは多くあります。しかし、「糸のかけ直し」では保証期間が長いほど手術料金や、保証に対する追加料金が高くなる傾向があります保証内容も無料保証が受けられる条件はクリニックによって異なり術式や個人差もありますが、医師によっては3年を過ぎれば二重ラインは永続的にキープできると説明している場合もあるのです。そう考えると保証期間を3年以上とした高額なオプション料金を支払う必要性は薄いかもしれません。
2.埋没法で理想の二重ラインをキープ出来る?
大きな瞳に憧れて二重埋没法の施術を受ける方も多いと思います。しかし、二重まぶたになったからといって、瞳はそれ程大きくなりません。また、左右のバランスが違う場合、埋没法で少しの修正は可能ですが(右が一重で左が奥二重など)左右一重まぶたで瞳の大きさが違う場合など、埋没法では左右のバランスの違いを改善するのは難しいケースが存在します。
この場合、たとえ保証内容に「気に入らない時は、糸のかけ直しの再施術が可能」という内容があったとしてもクリニックや医師によっては、糸をかけ直しても改善が見込まれないと判断され、再施術を断られるケースもあるのです。
3.カウンセリングで要確認!保証内容を知る重要性
このように、埋没法の保証内容と保証期間はクリニックによって違いがあります。必ず事前にクリニックのホームページ等で確認しましょう。ホームページでは保証内容が解りにくい場合もありますし、たくさんの文字を目前にすると溜息が出てしまう事もあるでしょう。
術前には必ずカウンセリングを受けますので、その際に医師やカウンセラーに質問し、手術の内容はもちろん保証内容と保証期間を明確にして理解しておく事は施術を受けるために最低限必要な事です。
可能であれば、声に出して読み上げ、「○○という事ですよね?」と、内容の理解に相違が無いかを確認する事がオススメです。また、カウンセリング後に二重整形手術(埋没法)を希望する場合は、クリニックと契約書を交わす事となります。契約書の内容にも必ず目を通し、疑問や不明確な事を残さず、納得した上でサインしましょう。
二重整形術の保証・見るべきポイントにつて(まとめ)
二重埋没法は、保証内容も術式もクリニックよって異なります。高額なオプション料金が発生する場合、長期間の保証は必ずしも必要ではないのかもしれません。個々に合った術式と保証内容を選び理想の二重ラインを手に入れましょう。